HR-Vを買って、乗って、感じたこと、思ったこと。



出会い 〜 納車まで
■ はじめてHR-Vを見る

前車 (インテグラ) で仕事先に向かう途中1台のHR-Vに出会う。色はスパソニブルー。第一印象は 「ら・・・ラジコンみたいな車!」
いままで見たことのないデザイン。おもちゃの車がそのまま大きくなって走っているかのよう。衝撃的だった。ここまでインパクトのあるデザインを持つ車を見るのは初めてだった。


■ 電気自動車!? あまりにも静かなエンジン音に驚く。

ある日歩道を歩いていると後ろからHR-Vが来て真横にとまった。信号待ちだ。「あれ? エンジン音がほとんど聞こえない? もしかして電気自動車?」エンジン音といえば「ボボボボボー」というイメージがあったが なんか「ジー・・・」という音しか聞こえない。「へぇーHR-Vってこうゆう車なんだー」と感心。


■ 車検も通し、そろそろ今の車にも飽きてきたゾ!

インテグラは1回目の法定点検を通し、4年目に突入。2回は車検を通そうとおもっていたものの、完全に足と化し愛着なし。どノーマルだし。ためしにディーラーに持っていき「今ならいくらで買ってくれる?」と聞いてみると ・・・これがなんと結構いい! 営業のKさん曰く「なかなか状態がいいね」とのこと。 たしかに事故もないし4年で30,000km。で、この一言で買い換えモードのスイッチが入ったのでした。


■ あたらしい車。さぁどれにする? -その1

車はとても高価な買い物。自分のニーズに合い、かつ経済的でなくてはならない。まずは自分にとってどんな車が必要なのかを考えてみた。とりあえず「今より車高が高い車!」。インテグラは車高が低い。ノーマルなのに会社の 先輩のローダウンしたインプレッサより目線が低かった。低い車はスピード感はあるけど「ロードノイズがうるさい」「乗り降りが大変」「対向車のライトが眩しい」等の弊害があるのだ。買ってから気がつくようじゃダメなんですけどね。
次に「車内が広い車!」。またまたインテグラと比較するが、狭い車でゆとりが無く閉塞感がキツかった。もっと開放的な車内がいい。横になって寝れれるぐらいなら尚よし。


■ あたらしい車。さぁどれにする? -その2

そして「個性的でかつ経済的な車!」 マイナー嗜好の自分としてはあまり走ってないくるまがいいと思っていた。不人気だろうが下取り悪かろうが個性的じゃないとつまんないだろうと。車を持つ以上は購入費や維持費も 考えなくては。じゃあそこそこ安い車。で、燃費よくないとダメ。この段階で候補として挙がっていたのはHR‐Vと、超人気車だがストリームとフィット。ストリームは「7人ものれるひろーい車内空間!」 うーん、1人暮らしの自分に7人も乗せる 機会が何回あるんだ? フィットは「24km/Lもはしる超低燃費! (実際は14km/Lぐらいらしいです。)」 そりゃスゲェ! ・・・でも納車に3〜4ヶ月待ちはあたり前ですか。売れてますなァ、ホンダさん。これじゃあ買う前に今の車の査定額下がっちゃうヨ。 以上でストリームとフィットはアウト。・・・といいつつ選考前には既に8割がたHR-Vにこころ傾いていたのでした。


■ HR-Vについていろいろ知っておかねばね

インターネットというすばらしい文明の利器をつかってHR-Vについて調べてみる。最初にヒットしたのは「Play The HR-V」。おお! こんなにコアな人達がいたのか! HR-Vが車雑誌で批評家に叩かれまくっていたことは 既に知っていた (というか相手にされていない・・・?)。 それだけに、こんなにHR-V好きのオーナーがたくさんいるとは全く考えもしなかった。サイトを閲覧する。ふむふむ、おーおー、へー。こりゃスゲェ。千差万別なHR-Vを見て感心する。リンクを辿って 関西支部のオフミレポートを見てみる。・・・キャラ濃いィィ! HR-V好きのひとってテンション高くて面白いひとが多いんだァ。こんなに深く愛されてるのにはきっそれだけの理由があるんだろう。スゴイぞHR-V!


■ 試乗しなきゃわかんないよね

乗ってみなきゃわからないこともある。よし、試乗だ。さっそくディーラーで試乗させてもらう。お、新色のグリーンメタだ。乗り込みやすい高さ。目線が高い高い!キーをひねってエンジンをかける。「ズガガガガ!」。え? なに? あ・・・もうエンジンかかってたのね・・・。静か過ぎてわかんなかったよもう。アクセルを踏むとスーっと進む。おお、ちょっと恐い。慣れないせいだな。ちょっと太目の道路にでてみてアクセルを踏み込む、ウィィーンと加速。なかなかレスポンスはいいぞ。 気がつけばすぐ60km/hになっていた。この価格でこんだけ走れれば充分充分。でも気がついたのは足の硬さ。インテグラはふにゃふにゃだったのでHR-Vの足回りの堅さにびっくり。けっこう路面のデコボコを拾う。まぁでも車高が高い分、足回りを堅く することでロールを抑えていると考えれば納得できた。


■ ヨシ! 買うぜ! -その1

結局、決断までには2週間ぐらいしかかからなかった。じゃあ次にどのグレードを買うか、だ。これは迷うなぁ。一番上は4駆のV-TEC。一番下はなーんもなし。差は40万ぐらいか。どうしよう。あんまり飛ばさないしスキーも行かん。 どっちかというとタラタラ走るタイプなのであんまりいいエンジンは必要ないかなー。そうだ、その分をエクステリアにまわそう。よし決まった。最下グレードのJでいいや。それにアルミをはかせてースポイラーもつけてー。ん・・・ああ! HR-Vてモデルチェンジ してんじゃん! 数ヶ月前にマイナーチェンジしてたのに気がつかなかった。だってあんまり街で見ないしましてやMC後のHR-Vは1度も見たことなかった。うーぐぐ、よしエアロだ! さっそくネットで検索。Oh! ザウバー! いいね! さっそくディーラーへ 行ってみる。「あー、MC後のHR-Vにはザウバーつかないねぇ」と営業のKさん。ガーン! ・・・こころは完全にHR-Vに向いているのにいまさら引き下がれない。 どうにかならんもんか・・・と困っていたら営業のKさんが「MC前のバンパーつくかもしれない。それが つけばザウバーもいけるよ」。


■ ヨシ! 買うぜ! -その2

いってしまえバンパー交換! とゆうことでMC後とMC前のHR-Vがミクスチャーされた奇妙なHR-Vが完成したのです。こんなことやるのなんて自分くらいだろうと思った。派手なエアロがつけば足回りが浮いてくる。アルミを入れたいなァ。 標準の15インチじゃひ弱だし、できれば2インチアップしたい! 相場を調べると20万くらい・・・。 でもメーカーや質にこだわらなければもっと安く上げられることを知り、デザインそこそこで安ーいアルミを調査。 HR-Vって後輪ドラムブレーキだからあまり細い スポークはマズいと思ったが、シャープさを出したかったので細目のスポークのアルミに決定。 洗いやすくていいかも。


■ 契約完了。 納車待ち・・・

ハンコをぽんと押し契約完了。けっこう引いてもらったし、ねだってオマケもつけてもらった。大満足だよありがとう営業のKさん。納車日だが、年末の納車ラッシュでディーラーさんもで大忙しらしく1ヶ月ぐらいかかるとのこと。 いやぁ待ち遠しい! はやく来い! という気を抑えつつひたすら待ち続けることひとつき。その間、いろいろなオーナーさんのサイトをみてモチベーションを高める。車がくる前からいろいろといじる計画を立てだすほど。いままで車に対してここまで楽しく 感じることはなかったのだが・・・。そしてとうとうその日は来た。






納車 〜 現在まで
■ 待ってました! My HR-V!

長かったーやっと来たってかんじだ。早々と仕事を終えディーラーに向かう。 ディーラーに到着すると営業のKさんが寒い中うちの子を洗ってくれていた。陽も落ち薄暗い闇の中にスーパーソニックブルーの車体が浮かぶ。うーん、いいね! 青というより青紫。ブルーパールじゃなくブルーパープルに名前変えたほうがいいんでは? ホンダさん。 じっくり見てみる。さすが新車、ツヤツヤだ。 新車独特のにおいも香る。はやる気を抑えてチェックチェック。キズはないか、装備品はちゃんとついているか。 よしOKOK。 納車サインを書いてさっそく乗り込む。とても緊張した。これから長い付き合いになる相棒。当分安全運転でいくゾ!


■ 慣らし運転は自分にも対しても慣らし運転

1,000kmまでは4,000回転以上回さないほうがいいという。まぁ自分もHR-Vの車幅、前後の感覚にまだ不安があるので飛ばさないようにしないと。やっぱりインテグラの時とは目線がまったく違う。車高が高いせいでスピードがでてても あまり実感がない。とくに赤信号でとまるときにブレーキを踏むと思いのほかスピードがでていて止まれず恐いことがあった。はやくスピード感覚に慣れて気をつけないと。
右折をしてみる。わ、Aピラーが太い! ちょっと視界が悪いぞ。左折はいいが右折には気を つけないといけないな。そのとき思ったのはちょっとハンドルが遠いこと。というか足元の奥行きが浅い。背筋よく座らないと足が窮屈でハンドルが遠いという状態になる。もうちょっとハンドルを引ければなぁ。


■ 慣らし終了! つかってみたかったHMM-Sを! ・・・あれ? -その1

2週間ほどであっという間に1,000km達成。 慣らし終了。 いままで気になっていたけどグッとガマンしていたHMM-Sを初めて使う! HMM-Sとはハンドルの内側についているボタンでドライビングのフィーリングを変えることのできるシステム だ。 なんだかワクワクするゾ! さっそく押してみるか・・・あれ? なんか押しづらくないかコレ・・・。 指が短いほうでもないが、ボタンに指が届きづらい。 これはイタイぞ。 慣れていないからか? 前を見ながら押せない。 ついついボタンを見てしまう。 なんでもっと押しやすい ところにないんだ! しなしな。


■ 慣らし終了! つかってみたかったHMM-Sを! ・・・あれ? -その2

押しにくいのは慣れてないからかもしれない。 もうちょっと使ってみよう。 で、フィーリングの変化だが、押した瞬間「ウウウーーーン」という音とともに回転数が500〜1,000ほど上がる。 アクセルオン・オフに対するレスポンスはさらによくなる。 おお、たのしい。 普段は飛ばさない主義だがおもわずアクセルを強めに踏みたくなるぞこれは。 でもエンジン音が急にうるさくなる。 燃費も当然悪くなる。 つかいすぎに注意だな。


■ HR-Vオーナーならではの楽しみ?

HR-Vって非常に悲しいことなのだが「マイナー車」の部類に入っている。 これは紛れもない事実。 個人的にはもっと売れていい車だと思うのに。 ホンダの営業のKさんも嘆いていた。 でも売れていない車ならではの楽しみもある。 それは、 街ですれちがったとき「妙な仲間意識」が生まれることだ。 前方からHR-Vの顔が見えたときはついついドライバーさんの顔をのぞきこんでしまう。 こっちに気がついてくれればなんかウレシイ気分。 見知らぬHR-Vとカルガモなんかしちゃった日にゃもう最高。 メジャーな車では 味わえない充実感。 ドライブの楽しみが1つ増えお得な気分♪


■ ブレーキがこ慣れてきた?!

納車直後はブレーキの効きに不安があったが、ここ最近すこぶる調子いい。 いままでは「まぁこんなもんかな」と割り切っていたのだが、納車1ヶ月ぐらいして自然にスッっと止まるようになった。 ブレーキパッドがこ慣れてきたのかな? HR-Vって 見た目は重そうだが実際は車重はないのでこのぐらい効いてくれなきゃ逆に困るんだけどね。 まだ体験していないのはABS。 生まれてこのかたABSというものを体験したことがない。 できればそんな状況にならないほうがいいだが。 こんど空いてる道路でわざと 効かせてみようかな。






番外 【D.I.Y編】
■ 「デュラシールド」で車のファーストコート -その1

新車のツヤってなんともいえない感動がある。 周りの景色が映りこんでとても綺麗に輝く。 でもその輝きはそう長くは続かないのが悲しいところ。 洗車による細かなスクラッチ傷や、酸性雨・直射日光による塗装の劣化で1年もすればくすんでくる。  うちの駐車場には屋根がないからそれだけダメージの受けることも多い。 できれば今の状態が長くもってほしい。 でもポリマーシーク加工は高すぎて無理。 すこし前にオーナーさんの間で話題になっていたという「デュラシールド」なるものが安価でファーストコート (傷がつきにくくする為の処理) にいいと聞き入手した。  なんでもアメリカ空軍の飛行機のボディーコートにも採用されているという (なんだか深夜の通信販売のようなうたい文句だ)。 普通のコート剤が塗装の表面に「乗る」のとは違って、デュラシールドは塗装そのものと分子レベルで「結合」するらしい。 へぇー。 ホントかな。


■ 「デュラシールド」で車のファーストコート -その2

実際に塗布してみた。 見た目は液体ワックスだ。 行程としては「【1】 塗り(薄く) → 【2】 拭き取り → 【3】 塗り(厚く) → 【4】 5分以上放置 → 【5】 拭き取り」。 まず【1】サッと薄く塗って乾いたら【2】拭き取る。 それを30cm四方ぐらいのペースで全体に行う。 もういっかい今度は【3】厚めに全体に塗り、【4】5分以上放置し、【5】拭き取る。 はじめてから終わるまで急いでも3時間ほどかかったし、しかも疲れる。 洗車も含めると4〜5時間はかかる1日仕事だ。 結果としてだが、塗った直後のスベスベ感に感動。 ファーストコートだけに、 その効果は長期的に見てみないとなんとも言えない。 効果が「実感できた」 or 「実感できなかった」ときにまたレポートを書きたいと思う。


■ 防犯装置を取り付ける -その1

どうやら家の付近の地域で車上荒らしが横行しているらしい。 ちょっと前にテレビでやっていたのだが車上荒らしのプロってのはホントに手際がいい。 だいたい2人組みで、1人は「見張り」もう1人は「作業員」だという。 5分もあればベンツ1台 を軽く持っていける。 被害に遭われた方の「朝起きて駐車場にいくと自分の車がない」というのはもう想像を絶する想いだろう。 車ごと持っていかれないまでも、車内の金品、装備品を持っていかれることも多い。 今、こうやって車に乗る楽しみ、車をいじる楽しみを 感じられるのは「車があってこそ」なわけだから、今回「車を守る」ということがいかに重要かということを改めて認識させられた。


■ 防犯装置を取り付ける -その2

防犯装置をつけられている方は一回なにかしら被害を受けた後の方がけっこういるそうだ。 つまり、やられるまでは「自分は大丈夫だろう」 という漠然とした気持ちが少なからずあったのだと思う。 自分も最近まではそうだった。 やはりやられてからでは遅い。 先手に廻らなければという危機感もあり早速取りつけを行った。 製品名はここでは明かさないが物理的、心理的な防犯対策を目的としたアイテム だ。 特に心理的な効果は多いに期待できるようになった (犯罪心理としての防犯と、取りつけたことによる安心感)。 これは大満足。 付けてよかったと思う一品。


■ アーシング! -その1

ここ数年、一般層にアーシングというものが流行っている。 アーシングとはボディーに流れている無駄な電気を効率よくバッテリーに戻すことで車本来の性能を引き出すというものらしい (実際はそこまで大げさなものではないのだが)。
レースの世界ではあたり前のように取り入れられているチューンが一気に広まった。 で、どのようなことをするかというと、エンジンルームのボルトなどから電線を引いてバッテリーのマイナス端子につないでやるだけ。 場所もコレといって決め事はない。 かといってどこにでも繋れば いいというわけでもない。 いろいろなオーナーさんが試行錯誤して施工されてるが、結果をいうと「燃費アップ」「エンジン音減少」「低速トルクアップ」「オーディオ音質アップ」「ヘッドライト光量アップ」というプラス効果が見られるものと、「燃費ダウン」「パワーダウン」や、 「突然エンスト」というマイナス効果の意見まであった。 つまり、アースする場所によって効果がまちまちなのだ。


■ アーシング! -その2

とりあえずいろいろなオーナーさんのレポートを総合して次の3箇所に施工した (作業はinoさんにちからを貸して頂いた)。 まずその1 〜ボディーアースからバッテリーマイナスへ〜。 通常、HR-Vはアースをボディーに繋げているだけだ。  それではうまく電気も流れてくれないだろうからそこのボルトからバッテリーマイナスに電線を這わせた。 その2 〜エンジン右手前からバッテリーマイナスへ〜 そこの部分にはなぜか ボルト穴が空いている。 なんのための穴だろうか? そこにちょうど合うボルトをさしてバッテリーマイナスに電線を這わす。 注意すべきことは、エンジン付近は温度が上がるので電線の保護膜が燃えないように気をつけること。 その3 〜エキマニからバッテリー マイナスへ〜 ここは低速のトルクが上がるらしい。 ここも温度が上がるので要注意。


■ アーシング! -その3

さて、施工後のインプレがだまだなんとも言えない。 施工直後に乗ったときは「なんかエンジンが重くなった (よく言うと力強くなった) 感じがする」と思ったが、バッテリーマイナスを外すとCPUがリセットされるのでただ単に今までのフィーリングが 初期状態に戻っているだけかもしれない。 もうちょっと走ってみよう。 結果は後日報告します。


 







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